平成26年4月22日より活動してきた「砂川人形劇創作体験プログラム」。砂川市地域交流センターゆう(指定管理者:NPO法人ゆう)より依頼を受け、砂川市での人形劇指導にあたって5年目となります。参加者は、小学1年生から中学2年生までのこども人形劇団おりおん座と、大人9名の人形劇団こひつじ座。1年を通して、上演・新作作りを行いました。平成27年3月21日(土)には、砂川市地域交流センターゆうにて、【こども人形劇フェスティバルin SUNAGAWA】を開催。1年の成果発表会をおこないました。おりおん座は「人魚姫」、こひつじ座は「金のすきな王様」を上演しました。この公演には、札幌より人形劇団ビスケット・ぶるどっく・野良犬も参加。砂川と札幌のこどもたちにとってとても良い場ともなっています。3時間近い公演にもかかわらず、229名もの方に観ていただくことができました。徐々に、砂川の地にも人形劇が広まってきていることを実感します。
今年、おりおん座は、8月に長野県飯田市で「いいだ人形劇フェスタ」、11月にはやまびこ座で「札幌人形劇祭」に上演参加しました。どちらもたくさんのお客さんの前で上演し、さまざまな感想をもらえたことは自信につながっていると感じます。札幌人形劇祭では、「ねずみのよめいり」で奨励賞を受賞。その後の新作づくりでは、中学生が題材を決め、脚本まで自分達でつくりあげました。脚本を書くことで、作品に対する愛情や想いがより一層高まり、「ここはこういうイメージ」など自然と意見が飛び交っていたのが印象的です。人形劇の指導を始めて5年。砂川以外での上演や今までの取り組みを通して成長し、なによりも年々楽しく人形劇を続けてくれていることをとても嬉しく思います。さらに、冬には新しく小学1・2年生のメンバーが3人も増え、ますますにぎやかになっています!
こひつじ座は、長野県には行けなかったものの、札幌人形劇祭に参加し、早くから新作作りを開始。定期的に自主活動を取り入れ、人形はもう自分たちでつくりあげることができています。また、衣装作りの上手なメンバーが増え安心感がさらに増しました。こどもたちの衣装も作ってくれたりと、砂川でできることが着々と増えてきています。
来年度も砂川の人形劇に期待です!