やまびこ座・こぐま座

やまびこ座の30年の歴史を市民のみなさまと共有し、将来における児童文化のさらなる発展を目的とし、開館30周年記念事業をやまびこ座、こぐま座の両劇場にて開催しました。全国からお招きしたプロ、アマチュア人形劇団による記念フェスティバルや、やまびこ座プロデュース公演、海外からの人形劇団を招へいした国際人形劇フェスティバルなどの公演事業、人材育成事業として取り組んできた子どもたちを中心とした野外巨大人形劇の製作・発表などを実施し、連日たくさんの方にお越しいただき盛況のうちに終了することができました。公演事業だけでも3,500名を超えるお客様にご来場いただくことができました。ご来場いただいたみなさま、やまびこ座30周年を盛りあげてくださった劇団関係者、スタッフのみなさま本当にありがとうございました。これからもやまびこ座をどうぞよろしくお願いいたします。これからも皆さまに愛され続ける劇場を目指し、市民のみなさまとともに歩んでいきたいと思います。

人形劇を創っていく中で、表現する楽しさ、演じる喜びを体験できる場とし、子どもたちの舞台芸術活動の可能性を追求し、支援していく活動です。平成３１年３月１０日（日）には発表会を行い、１３５名の方にお楽しみいただきました。

「こどものまなび塾」は、子どもに携わる仕事をしている方々や地域のボランティア、これから子どもたちと関わる仕事をしたいと考えている方々にとっての学びの場や情報交換の場であり、子どもたちとの関わり方や子どもたちの実態把握、家族や地域とのつながりを見つめ直し、地域や社会において子どもたちと関わる人材を育成することを目的とした事業です。

今年度は、昔あそび・工作あそび・人形劇・手作りおもちゃ・読み聞かせ・忍者修行など、様々な講座が開かれました。あそびの実践として市内の児童会館を訪問し、子どもたちと遊んだり、中島児童会館で開催する「あそんじゃ王国」の企画・進行も行いました。

こども文化セミナーとして、京都府の人形劇団おひとり座による「人形劇と・こども・そして私の人生」、絵本作家の長谷川義史氏による特別講演会「絵本でこどもたちにつたえたいこと」も開かれ、、貴重でおもしろいお話を聴くことができました。

中島児童会館とこぐま座の間の歴史資料室「MA・SO・BO」が9月にオープンしました！オープンプレ企画として読み聞かせやに忍者修行、宝探しなどのあそびのイベントが行われました。　MA・SO・BOでは読み聞かせや工作など、様々なあそびのイベントが行われています。

札幌市児童会館とやまびこ座・こぐま座の連携事業として、児童会館で活動している人形劇クラブや、これから人形劇を始めたいという児童会館に対して人形劇の指導および育成協力を行いました。

エルムの森児童会館、新琴似南小ミニ児童会館、札苗児童会館、元町南児童会館、東園小ミニ児童会館、三角山小ミニ児童会館の子どもたちが参加しました。今後も、引き続き児童会館での人形劇クラブの普及を目指していきます。

　現在活動中の人形劇団向けの人形劇講座です。昼コース夜コース合わせて全６劇団が受講しました。
　７月１６日（月・祝）には「夏のスクランブルシアター」を上演し、６６名もの方に来ていただきました。「夏のスクランブルシアター」では、新作人形劇を披露し、お客さんの笑い声が響き大いに盛り上がりました。
　これからも新作の人形劇たちがたくさんの人に楽しんでもらえることを願っています！

初心者を対象とした人形劇講座。4/19（木）～7/15（日）に開講し、作品選びから脚本・人形デザイン・人形制作・上演までを行いました。昼コースはやまびこ座、夜コースはこぐま座で実施しました。短期間で、駆け足ではありますが、人形劇を作る大変さや、こどもたちの前で上演する楽しさを味わっていただけたのではないかと思います。受講者は、昼コース夜コース合わせて全２３名。今年度は、６つの劇団で活動をしてきました。制作した人形劇は７月１５日（日）に「初心者のための人形劇講座　修了記念公演」にて上演しました。１７８名もの方に観劇していただき、受講者もやってよかったと思っていただけたようです。
劇場を支える劇団になってもらえるよう、今後もしっかりサポートしていきます！

中高生でお芝居を作る、「劇☆やまびこ座YOUTH」。第１６期は３１名が参加し、４月１４日（土）から７月２２日（日）まで、作品制作や稽古に取り組んできました。７月２１日（土）・２２日（日）にはやまびこ座ホールにおいてやまびこ座遊劇・東区市民劇団オニオン座と合同でやまびこ座プロデュース公演・児童劇「夏の夜の夢であいましょう！」を実施しました。 二日間合わせて、３７５名の方にご覧いただきました。